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子どもの歯こそ予防が必要です!
皆さん、こんにちは。
「雑色駅」から徒歩1分の【さくらデンタルクリニック】です。
乳歯はそのうち抜けてしまうから、むし歯になっても治療しなくてもいいと思ってはいませんか?
清潔なお口の環境を守り、大人になってからもいい歯を使い続けていくためには、子どもの頃から予防を心がけることが大切です。
今回は、子どもの歯の特徴と予防についてお話しします。
乳歯はむし歯になりやすい
乳歯は大人の歯に比べて、エナメル質が薄く酸に弱い特徴があります。
そのため、むし歯になりやすいだけでなく、進行も早いのです。
乳歯のむし歯を放置していると、生え替わる永久歯がむし歯になりやすくなってしまいます。
また、乳歯には永久歯を導く役割もあるため、むし歯が悪化して乳歯を抜くことになると、永久歯が曲がって生えやすくなります。
乳歯のむし歯によって、歯並びやかみ合わせまで悪くなることがあるのです。
ほ乳びんむし歯に要注意
糖分の入ったジュースやイオン飲料などを、ほ乳びんを使って飲ませ続けていると、上の歯が消えたように溶けてしまう「ほ乳びんむし歯」になることがあります。
特に飲ませながら寝かしつけていると、ほ乳びんむし歯を起こしやすくなります。
ほ乳びんは粉ミルクをあげる時だけに使い、ダラダラと甘い飲み物を飲ませ続けるのは避けましょう。
生えてまもない永久歯
生えてまもない永久歯は、大人の歯とは違い、表面が粗くて未熟です。
そのため、むし歯になりやすく進行も早いのが特徴です。
生えてまもない永久歯が成熟した歯になるには、5年くらいかかります。
つまり、生えてから5年くらいはむし歯になりやすいのです。
また、乳歯から永久歯に生え替わっていく時期は、歯並びが凸凹になり歯のない場所もできて歯を磨きにくくなります。
一番奥に生えてくる6歳臼歯は、歯ブラシが届きにくくむし歯になりやすいものです。
永久歯に生え替わっていく時期は、フッ素塗布などを行って特に予防に気をつけましょう。
【さくらデンタルクリニック】では、明るい雰囲気づくりを大切に、お子さまの治療から予防まで行っています。
お子さまが将来お口のことで悩まずに済むように、ぜひご一緒に予防に取り組んでいきましょう。